← ブログ一覧アタリスタ ブログ
2026年8月19日

【2026年最新】Xキャンペーン事例12選|手法別に成功要因を解説

Xキャンペーンの企画を任されたとき、いちばん早いのは「実際に行われた事例」を手法別に見比べることです。この記事では、プレスリリースや企業公式アカウントで内容を確認できるXキャンペーンの事例を、フォロー&リポスト・インスタントウィン・ハッシュタグ/診断・コラボ来店連動・アプリ内完結の5つの手法に分類して紹介します。各事例には出典を付け、そこから学べる設計のポイントを添えました。あわせて、自社で実施した検証キャンペーンの実測値と、事例を自社の企画に落とし込むためのチェックリストも掲載します。

Xキャンペーンとは

Xキャンペーンとは、X(旧Twitter)の公式アカウントを起点に、フォロー・リポスト・リプライ・ハッシュタグ投稿などの行動を応募条件として、参加者に景品を提供する販促施策のことです。リポストによって参加者のタイムラインへ情報が二次拡散されるため、少ない広告費で認知とフォロワーを同時に増やせる点が特徴です。

手法の基本を先に押さえたい場合は、インスタントウィンとは何かを解説した記事フォロー&リポストキャンペーンのやり方もあわせてご覧ください。

Xキャンペーン事例の全体像(手法別の早見表)

手法

参加者の行動

主な目的

本記事の該当事例

フォロー&リポスト(後日抽選)

フォロー+リポスト

フォロワー獲得・認知

ローソン銀行/琉球ゴールデンキングス/エイブル

インスタントウィン

フォロー+リポスト+結果確認

参加率・来店・クーポン利用

家族亭/得得/エニタイムフィットネス

ハッシュタグ・診断

投稿・診断への回答

UGC創出・ブランド接触

ウィスク・イー

コラボ・来店連動

SNS応募+店舗利用

送客・客単価

チムニーグループ

アプリ内完結型

アプリでの抽選参加

アプリ起動・継続利用

壱番屋/セブン‐イレブン

フォロー&リポスト型の事例3選

事例1|ローソン銀行「d払いチャージ開始記念!リポストキャンペーン」

ローソン銀行は、ATMでのd払いチャージ開始を記念し、2026年4月10日から4月16日にかけて公式Xアカウントの対象投稿をリポストするだけで応募できるキャンペーンを実施しました。抽選で5名にdポイント1万円分を進呈し、当選者には終了後1ヵ月以内に公式アカウントからDMで通知する設計です(出典: 株式会社ローソン銀行 プレスリリース)。

学べるポイント: 応募条件を「リポストのみ」に絞り、フォローを必須にしていません。フォロワー獲得よりも新機能の告知拡散を優先した割り切りで、条件を1つ減らすことは参加率に直結します。目的が拡散なのかフォロワーなのかを先に決めると、条件設計は自然に決まります。

事例2|琉球ゴールデンキングス「ISLAND GAMES 2026」開催記念キャンペーン

沖縄バスケットボール株式会社は、2026年8月17日から8月23日まで、公式Xのフォローと対象投稿のリポスト(引用ポストも対象)で応募できるキャンペーンを実施しました。景品は希望選手のサイン入り限定Tシャツ1名分です(出典: 沖縄バスケットボール株式会社 プレスリリース)。

学べるポイント: 当選枠が1名でも、「その企業でしか手に入らない景品」であればファンの参加意欲は落ちません。汎用ギフト券で参加数を稼ぐ設計と、限定景品でファンの熱量を測る設計は目的が異なります。また、引用ポストを応募対象に含めるとファンのコメントがそのままUGCになります。

事例3|エイブル&パートナーズ「新生活応援!ディズニーデザイングッズプレゼントキャンペーン」

エイブル&パートナーズは、公式Xのフォローとリポストで応募できるキャンペーンを第1弾から第3弾まで期間を分けて実施し、抽選景品に加えて参加者全員へキャラクターの待ち受け画像を配布しました(出典: 株式会社エイブル&パートナーズ プレスリリース)。

学べるポイント: 「全員プレゼント」を併設すると、落選した参加者にも手ぶらで帰らせない体験を用意できます。さらに繁忙期に合わせて複数弾に分割することで、アカウントの露出機会を1回で使い切らずに済みます。

インスタントウィン型の事例3選

事例4|家族亭「受験生応援Xフォロー&リポストキャンペーン」

家族亭(SRSホールディングス)は2026年2月16日から2月28日まで、公式Xのフォローとリポスト後、投稿内のURLからXアカウントを連携して抽選結果を確認する形式のキャンペーンを実施しました。景品は1等がデジタル500円引きクーポン100名、2等がそば豆腐無料クーポン1,000名、3等が参加賞のミニわらび餅クーポンです(出典: SRSホールディングス株式会社 プレスリリース)。

学べるポイント: 景品をすべて自社店舗で使うクーポンに統一している点が秀逸です。ギフト券と違い、当選=来店の予約になります。さらに3等を参加賞にすることで、実質的に全員が店舗に足を運ぶ理由を得ます。飲食チェーンがXキャンペーンを行うときの基本形と言える設計です。

事例5|得得「新生活応援!Xフォロー&リポストキャンペーン」

同じくSRSホールディングス傘下の得得は、2026年3月19日から3月31日まで、フォローとリポスト後にキャンペーンURLからX連携して抽選結果を確認する形式で、デジタル500円引きクーポンを100名に提供しました。クーポンは税込1,000円以上の注文で、店内飲食・テイクアウトのいずれでも利用できます(出典: SRSホールディングス株式会社 プレスリリース)。

学べるポイント: クーポンに「税込1,000円以上」という利用条件を付けることで、値引き原資の回収見込みを立てています。景品原価だけでなく、その景品が使われたときの売上まで含めて設計するとキャンペーンの採算は読みやすくなります。

事例6|エニタイムフィットネスジャパン フォロー&リポストキャンペーン

Fast Fitness Japanは2026年4月2日から4月9日まで、公式アカウントのフォローと対象投稿のリポストで応募でき、抽選で1,000名にAmazonギフトカード500円分を提供するキャンペーンを実施しました。参加後にオートリプライで届く動画の最後で結果が判明し、その後DMで詳細が案内される流れです(出典: 株式会社Fast Fitness Japan プレスリリース)。

学べるポイント: 当選人数を1,000名と厚くし、1人あたりの景品額を抑えた典型的な「薄く広く」型です。参加者側から見れば当たる確率が高く、参加のためらいが小さくなります。オートリプライの仕組みは参加率を上げる工夫とセットで検討すると効果的です。

ハッシュタグ・診断型の事例

事例7|ウィスク・イー「バスカー アイリッシュウイスキー」診断キャンペーン

ウィスク・イーは2026年3月12日から3月25日の14日間、フォロー&リポストに加えて「パーソナリティ×ウイスキータイプ診断」に回答し、結果をポストするとWチャンスになる設計のキャンペーンを実施しました。9日間の広告配信を含めてインプレッション380万超、応募回数1万超を記録しています(出典: シャトルロックジャパン株式会社 プレスリリース)。

学べるポイント: 診断結果は参加者自身の話題なので、宣伝色を抑えたまま投稿してもらえます。加えて、診断の回答が「どのラインアップを勧めるか」の判断材料になり、商品理解を深めたうえで応募が完了します。景品目当ての参加を、商品接触に変換する仕掛けです。

コラボ・来店連動型の事例

事例8|チムニーグループ×『ライドウ』シリーズ20周年コラボ

チムニーは2026年4月16日から5月15日まで、公式Xのフォロー&リポスト(Instagramはストーリーズシェア)で応募できるコラボ記念キャンペーンを実施しました。景品はオリジナルカードのコンプリートセット2名分と、飲食優待券3,000円分20名分で、当選者にはDMで通知されます。同時に東京・京都・大阪の3店舗でコラボメニューを提供し、注文特典としてオリジナルカード全30種を配布しました(出典: チムニー株式会社 プレスリリース)。

学べるポイント: SNS応募と店舗施策を「同じ景品世界」でつないでいます。SNS側では当たらなかった人も、店舗に行けばカードが手に入ります。抽選と確実な入手経路を並走させると、キャンペーンの受け皿が広がります。

アプリ内完結型の事例

事例9|壱番屋 ココイチ公式アプリ「トッピングスロット!キャンペーン」

壱番屋は公式アプリ内でスロットに挑戦し、図柄が揃うとトッピング無料クーポンが獲得できるキャンペーンを実施しました。期間中は1日1回参加でき、獲得したクーポンは全国のカレーハウスCoCo壱番屋の店内飲食で利用します(出典: 株式会社壱番屋 プレスリリース)。

学べるポイント: 抽選の舞台をアプリ内に置くことで、キャンペーン期間中は毎日アプリを起動する理由が生まれます。抽選は集客手段であると同時に、アプリの起動率を押し上げる仕掛けにもなります。

事例10|セブン‐イレブン・ジャパン アプリ「スロット抽選」

セブン‐イレブン・ジャパンは2026年6月1日から6月30日まで、アプリ会員限定で1日1回参加できるスロット抽選を実施しました。毎日7名にクーポン計10枚セットが当たり、7のつく日は当選者が11倍の77名に拡大します。当選クーポンは参加後24時間以内にアプリのクーポン画面へ自動配信されます(出典: 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン プレスリリース)。

学べるポイント: 「7のつく日は当選者11倍」というルールで、月内に参加が集中する日を意図的に作っています。期間中ずっと同じ条件にせず、山を作ると再訪の理由になります。

事例11|メディアシーク「アイコニット」大型アップデート記念キャンペーン

メディアシークは、バーコードリーダーアプリ「アイコニット」の大型アップデートを記念し、公式Xのフォロー&リポストでAmazonギフトカード500円分を100名に提供するキャンペーンを実施しました。アプリのスクリーンショットを添付すると当選確率が上がる条件を設けており、当選者にはDMで連絡されます(出典: 株式会社メディアシーク プレスリリース)。

学べるポイント: 「アプリのスクリーンショット添付で確率アップ」は、応募のハードルを上げずにアプリ起動を促す方法です。必須条件にすると参加数が落ちるため、任意の加点条件にしている点が実務的です。

事例12|自社で実施した検証キャンペーン(アタリスタの実測)

アタリスタでは、X連携のインスタントウィン形式で自社検証キャンペーンを実施しました。参加者はX上の投稿から専用LPへ進み、応募がその場で完結してシリアルコードが即時発行されます。当選結果はアプリ内や店頭でコードを使って確認する設計です。

  • 参加14,374件
  • フォロワー+10,390人
  • フォロワー獲得単価(CPF)約56円(自社実測)

学べるポイント: 抽選結果の確認場所をLPの外側に置くと、フォロワー獲得で終わらず、アプリ起動や来店といった次の行動まで一本の導線でつなげられます。上で紹介した家族亭やチムニーの事例が「店舗クーポン」「来店特典」で行っていたことを、抽選の仕組みそのものに組み込む考え方です。

他社の実測値から読み取れる相場感

個別事例に加えて、公開されている集計データも企画の判断材料になります。

  • PARKLoTは、総額を揃えて「Amazonギフト100円×100名」と「Amazonギフト10,000円×1名」を比較した自社検証を公開しています。フォロワー増加は前者が800人、後者が400人、フォロワー獲得単価は前者が約12円、後者が23円で、「総額が同じなら当選人数を増やすほうが効果的」と結論づけています(出典: 株式会社PARKLoT プレスリリース
  • hashoutは2026年1月から6月にX上で観測した、告知投稿がいいね5,000件以上のプレゼントキャンペーン2,600件を集計し、メディア業種のリポスト中央値が7,350件、メディア以外の業種が22,158件だったと発表しています(出典: 株式会社hashout プレスリリース
  • ピクルスは2026年4月から7月に国内企業が実施したXインスタントウィンを、リプライ型・DM型・URL型に各10件ずつ分類した事例集を2026年7月29日に公開しています(出典: 株式会社ピクルス プレスリリース

ここから読めるのは、景品の総額よりも「当選人数」と「業種ごとの拡散されやすさ」が結果を左右するということです。同じ予算でも配り方で成果は変わります。

事例を自社の企画に落とし込む5つのチェックポイント

  1. 目的を1つに絞る: フォロワー獲得・拡散・来店・アプリ起動のどれを主目的にするかで、応募条件も景品も変わります
  2. 景品を「次の行動」に紐づける: ギフト券は参加しやすい一方で自社と関係が切れます。店舗クーポンや自社限定品は参加数が落ちても行動につながります
  3. 当選人数を先に決める: 総額が同じなら人数を厚くしたほうがフォロワー効率が良いという検証結果があります
  4. 結果をどこで見せるかを設計する: X上で完結させるか、アプリや店頭まで引っ張るかで、キャンペーン後に残るものが変わります
  5. 応募規約と景品表示法を確認する: 応募条件・当選連絡方法・個人情報の扱いを事前に明文化します

景品の上限額は、購入を条件としないオープン懸賞か、取引に付随するクローズド懸賞かで扱いが異なります。実施前に消費者庁の景品表示法に関するページと、Xのキャンペーン実施に関するガイドラインを必ず確認してください。なお本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。

よくある質問

Xキャンペーンの事例はどこで探せばよいですか

PR TIMESなどのプレスリリース配信サイトで「Xキャンペーン」「フォロー&リポスト」といったキーワードを検索するのが確実です。実施企業自身が公開している一次情報なので、期間・景品・当選人数・当選連絡方法まで正確に確認できます。企業の公式Xアカウントのキャンペーン投稿も、実際の反応数まで見られる点で参考になります。

参考にすべき事例の選び方はありますか

業種とフォロワー規模が近い企業の事例を優先してください。フォロワー数十万のナショナルブランドの事例をそのまま真似ても、拡散の初速が違うため同じ結果にはなりません。業種によって拡散されやすさが異なることは、上記のhashoutの集計でも示されています。

景品はAmazonギフトカードとオリジナル景品のどちらがよいですか

目的次第です。参加数とフォロワー数を最大化したいならギフトカード型が有利ですが、キャンペーン後に離脱するフォロワーも増えます。自社商品のクーポンや限定グッズは参加数こそ落ちますが、来店や購入といった行動につながりやすくなります。両方を等級で組み合わせる設計も有効です。

インスタントウィンと後日抽選はどちらを選ぶべきですか

参加数を重視するならインスタントウィンです。応募がその場で完結するため離脱が少なく、当選連絡の手作業も発生しません。一方、高額な景品を少数に配る場合や、応募者情報を丁寧に確認したい場合は後日抽選が向きます。詳しくはインスタントウィンの解説記事をご覧ください。

インスタントウィンに絞った事例は他にありますか

あります。抽選結果をどこで見せているかという観点で分類した事例は、インスタントウィンの事例記事で詳しく紹介しています。

事例で見た「成果地点まで届く設計」を自社で実現するなら

今回の事例に共通していたのは、抽選を単体で終わらせず、店舗クーポンやアプリ内特典といった「次の行動」に接続していた企業ほど、キャンペーン後に資産が残っているという点です。

アタリスタは、X(Twitter)のフォロー&リポストキャンペーンを自動化できるインスタントウィン抽選ツールです。応募収集から公平な自動抽選、シリアルコード発行までを自動化し、当選結果の確認をアプリや店頭に設定できるため、フォロワー獲得で終わらせずアプリダウンロードや来店につなげられます。

  • 1回¥29,800からのスポットプランで小さく試せる
  • 設定作業は運用代行込み。担当者の手間はほぼゼロ
  • 自社検証では参加14,374件・フォロワー+10,390人を実測

→ アタリスタの詳細・料金を見る

← ブログ一覧に戻る